【スポーツ心理学】心の中の「ホンモノの自信」

「ミスした…もうダメだ」
「あぁもぉぉおお!!」
って思ってませんか?

実は、自信って
「勝った・点を取った」って言う結果だけで育つわけじゃないんだ。
むしろ結果にすがった自信は、負けた時や負けそうな時にとってもモロい・・・。

ホンモノの自信は、
・緊張の中で声を出せた。
・最後まで諦めなかった。
・全力で走り切った。
そんな“心の中の小さな成功”が、立派な自信のタネになる。

今回は、自分を強くする「プロセスの成功体験」について、
中学生にもわかりやすく紹介します。

✔️ ミスが怖い
✔️ 自信を持ちたい
✔️ 自分の成長を感じたい
そんなキミに、きっと届くはず。

プロセスの成功体験ってなんだろう?



試合で実力を出しきるために必要なこと

「もっと自信があればな…」
そんなふうに思ったこと、あるよね。

でも、自信ってどうやってつけるんだろう?
勝てばつく?ミスが少なければ安心できる?

たしかに「試合に勝つ」などのわかりやすい結果は、一時的に大きな自信につながる。
でも、それだけに頼ると、負けたときに自信はすぐに消えてしまうんだ。

だから大事なのは「プロセスの成功体験」

実は、自信をつけるには「心の中での成功」に気づくことが大切なんだ。

プロセスの成功体験ってなに?

たとえば、こんなこと。
• 緊張してたけど、最後まで全力で走り切った
• 前より声を出してチームを引っ張れた
• ミスの後、すぐに気持ちを切り替えられた
• 苦手な動きを1回だけど成功できた

これは、誰かに評価されなくても、「自分の中でできた」こと。
小さなことかもしれないけど、こういう成功の積み重ねこそ、
“ホンモノの自信”のもとになるんだ。

なぜ、心の中の成功が大事なの?

結果だけを気にしていると、
• 勝てなかったときに全部がダメに思える
• ミスがあると、自分を責めてしまう(負のスパイラル)
• チャンスの場面で発揮できない(チャンスボールミス)

でも、「自分の中でできたこと」に目を向けられると、
• 少しずつでも前に進んでいると実感できる
• 結果に関係なく、自分を認められる
• 大きな舞台でも落ち着いてプレーできる

ようになってくる。

つまり、自信が「勝ち負け」だけに左右されないようになるんだ。

今日からできる!自信が育つ3つの習慣

① 試合や練習のあと、「できたこと」を1つ思い出す
② ミスしても、「次にどうするか」を考えて実行する
③ 友達にも「今日、○○がんばってたね!」と声をかけてみる

自分だけじゃなく、まわりの「プロセスの成功体験」にも気づけるようになると、
人が打ってるのを見る時間も、学びの時間なって自己成長が加速するよ!

最後に:あなたの中にも、たくさんの「できた!」がある

「勝てなかったからダメだった」
「失敗したから意味がない」

そんなふうに思う時があるのもわかるけど、
言葉を選ばずに言うとそれは「無駄な自己暗示」でしか無いんだ。

今日、自分の中で前に進めたなら、
それは立派なプロセスの成功体験】

ホンモノの自信のタネになる。

大丈夫。キミの中には、ちゃんと「できた!」がある。
それに気づくことから、本当の自信が育っていくんだ。


🔰この記事はこんなあなたに向けて書きました
• 「もっと自信を持ってプレーしたい!」
• 「ミスすると落ち込んでしまう…」
• 「どうやったら強くなれるのかわからない…」

1つでも当てはまったなら、ぜひ明日の練習から実行しましょう!!


✅ 保護者の方へ:自信を育てる“質問”をしてみませんか?

スポーツ後、つい「勝った?」「点取れた?」と結果にフォーカスする事が多いかと思います。
でも、子どもの本当の自信は「できたこと」「がんばったこと」を本人に気づいてもらうことで育ちます。

🎯 今日から使える「自信を育てる質問」
• 「今日、自分で“よくやったな”って思えたことある?」
• 「前より少しできるようになったのはどんのこと?」
• 「今日の自分に何点あげたい? →その理由は?」

質問のコツは、正解を求めず、答えを「そのまま受けとめる」こと。
本人は「わかってくれた」と感じると、もっと自分の中の成功体験に目をむけるようになります。


🌱 最後に

「ミスしたけど立ち直れた」「声を出して応援できた」など、
心の中の小さな成長に気づく質問が、本人の自信を育てるサポートをしてくれます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この時間があなたの人生にとって何か力になりますように。

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