僕の感覚を言葉に。

今年も1年誠にありがとうございました


今年も一年、Heatソフトテニスアカデミーの活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
日々送り出してくださること、試合や練習を温かく見守ってくださること、その一つひとつが選手たちの土台になっています。改めて、心より感謝申し上げます。

 


日頃のスポーツ心理学の勉強や国内外問わず先人コーチの本や発信を拝見する中で、
"長期的視野"
という事を学び、核心を乱れ突きされるほどに重要性を体感しています。

コーチングにおいて、
選手を育てると言う観点から
良いところや瞬間を褒める事で、
良い気づきや学びを促す一方で
"今を否定する"のが必要な場面もあります。
言って聞かせると言うより、
体感してもらう形で、気づくようしむける事があります。
本人が感じるのですから、言って聞かせるよりよっぽど現実を突きつける事になります。

この瞬間は、僕にとっても明らかに心地良くは無いのです。
ただ、長期的視野を持って、それすらもいずれ強みになる。
乗り越えた過去は、似た弱点に早く気づく大きな要素になる。という観点があるからこそ伝えられる事が沢山ありました。

また、
テニスを始めた時点で運動能力が低い=その人は運動能力が低い
と言うのは非常に短期的目線で悲観的な解釈です。
ですが、長期的に見てたらプラスな事もあります。
運動能力が低いからこそ、頭を使う事を人一倍覚える要素になる。
人の弱点に共感しやすい要素になる。
長期的に見れば「あの頃のおかげで」となる可能性を秘めています。
僕にも少なからずこの要素がありました。

 


突然ですが、少し僕の話をさせてください。


僕は小学生時代チビデブ合唱部の運動音痴少年でした。
運動部では無かったのです。
ソフトテニスを始めた頃まわりから「市内最弱」とまで言われていました。
始めた一年目は練習も嫌いで、
よくサボっては、友達と遊ぶ事が最優先の毎日でした。

中学に入学してからソフトテニスへのやる気に火がついて、
合唱部だったおかげもあって、誰よりも腹から声出せる1年生でした。
小学生の頃「市内最弱」だなんて言われていたおかげで、失う物の無い反骨心むき出しの1年生でした。

本気でやりたいと思った時に、ロケットスタートができたのは紛れも無く過去の自分や周りの環境のおかげでした。

当時の事を短期的に見れば
"チビデブと言う身体的逆アドバンテージ"
"市内最弱と言うただの悪口"
長期的に振り返ると
"力持ちで大きな声が出ると言う物理的要素"
"失う物や悪いプライドも無いと言う心理的要素"
めちゃくちゃ良い要素を持っていました。

たまたま親和性が高かっただけだと
解釈してしまえばそれまででですが、
今辛いと感じてる事やコンプレックスもいずれは自分の糧になるかもしれないと言う事を頭の片隅に入れてほしいです。

もちろん勝手に昇華する事はありません。そこには努力が不可欠です。
ただ、短期的にマイナスに見える事でも
努力の原動力にもなり、加速装置にもなり得ると言う事を伝えたいのです。

 

 

僕の感覚を言葉に。

レッスンを実施している中での“僕の感覚”も書かせていただきます。

今年、選手たちの成長を強く感じたのは、
「気づきの質が変わった」ことでした。

全国大会に出場した選手、
インターハイに進んだ卒業生。
結果や表面的な姿を見れば華やかに映るかもしれません。
ただその裏には、数え切れないほどの失敗と、苦悩に立ち向かった時間があります。
だからこそ、結果を出す選手の「気づきの質」はとんでも無く高いです。

華やかな結果を出した選手に限らず、
ミスをした時、負けた時、うまくいかなかった時。
以前は「目の前の事実」だけを見ていた選手が、
・その前に何があったのか
・どんな考え方をしていたのか
・そもそもの準備や心の状態はどうだったのか
そういった根本の部分を、自分の言葉で振り返ろうとする選手が全体として増えたと感じています。

これは、技術以上に大きな成長です。
なぜなら、考える力は、一生使える武器になるからです。

一方で、課題もはっきりしています。
それは、コーチングする側である僕自身が、誰よりもハイパフォーマーであること。

心も身体も常に良い状態でいること。
良い気分で、良い判断をすること。
そして、必要な場面では、あえて尖った言葉を選ぶ覚悟を持つこと。

正直に言えば、達成度はまだ僕の中で70%程度です。(特に身体的パフォーマンス)
だからこそ来年も、逃げずに挑戦し続けます。


来年も、
学び続けて本質的な事と向き合い、
挑戦する選手をサポートしていきます!

そして僕自身も、コーチとして、人として、さらに成長していきます。

2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この時間があなたの人生にとって何か力になりますように。

 

良いお年をお迎えください。

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